京都府議会 > 2016-09-01 >
平成28年関西広域連合に関する特別委員会9月定例会[ 配付資料 ]
平成28年防災・危機管理対策特別委員会9月定例会 次第
平成28年防災・危機管理対策特別委員会9月定例会 表紙
平成28年9月定例会(第6号)  本文
平成28年9月定例会(第6号) 名簿・議事日程
平成28年環境・建設交通常任委員会及び予算特別委員会環境・建設交通分科会9月定例会1日目[ 参考資料 ]
平成28年9月定例会[巻末掲載文書(目次)]
平成28年9月定例会(第3号)  本文
平成28年議会運営委員会理事会9月定例会 次第
平成28年9月定例会(第9号)  本文
平成28年9月定例会(第9号) 名簿・議事日程
平成28年議会運営委員会9月定例会[ 別紙 ]
平成28年議会運営委員会9月定例会[ 別紙 ]
平成28年議会運営委員会理事会9月定例会 表紙
平成28年議会運営委員会9月定例会 次第
平成28年議会運営委員会9月定例会 表紙
平成28年議会運営委員会9月定例会 本文
平成28年議会運営委員会9月定例会 次第
平成28年9月定例会(第8号)  本文
平成28年9月定例会(第8号) 名簿・議事日程
平成28年議会運営委員会9月定例会 表紙
平成28年議会運営委員会9月定例会 本文
平成28年議会運営委員会9月定例会 次第
平成28年議会運営委員会理事会9月定例会[ 別紙 ]
平成28年議会運営委員会9月定例会 表紙
平成28年議会運営委員会理事会9月定例会 本文
平成28年議会運営委員会9月定例会 表紙
平成28年9月定例会(第3号) 名簿・議事日程
平成28年9月定例会(第4号)  本文
平成28年環境・建設交通常任委員会及び予算特別委員会環境・建設交通分科会9月定例会1日目 次第
平成28年環境・建設交通常任委員会及び予算特別委員会環境・建設交通分科会9月定例会1日目 表紙
平成28年9月定例会(第1号)  本文
平成28年9月定例会(第1号) 名簿・議事日程
平成28年9月定例会(第4号) 名簿・議事日程
平成28年9月定例会(第5号)  本文
平成28年関西広域連合に関する特別委員会9月定例会 本文
平成28年スポーツ振興特別委員会9月定例会[ 配付資料 ]
平成28年スポーツ振興特別委員会9月定例会 本文
平成28年議会運営委員会理事会9月定例会[ 別紙 ]
平成28年議会運営委員会理事会9月定例会 本文
平成28年防災・危機管理対策特別委員会9月定例会[ 参考資料 ]
平成28年防災・危機管理対策特別委員会9月定例会[ 配付資料 ]
平成28年暮らしの安心・安全対策特別委員会9月定例会[ 参考資料 ]
平成28年暮らしの安心・安全対策特別委員会9月定例会[ 配付資料 ]
平成28年防災・危機管理対策特別委員会9月定例会 本文
平成28年暮らしの安心・安全対策特別委員会9月定例会 本文
平成28年農商工労働常任委員会及び予算特別委員会農商工労働分科会9月定例会1日目[ 配付資料 ]
平成28年農商工労働常任委員会及び予算特別委員会農商工労働分科会9月定例会1日目 本文
平成28年農商工労働常任委員会及び予算特別委員会農商工労働分科会9月定例会1日目 次第
平成28年農商工労働常任委員会及び予算特別委員会農商工労働分科会9月定例会1日目 表紙
平成28年文化・教育常任委員会及び予算特別委員会文化・教育分科会9月定例会1日目[ 参考資料 ]
平成28年文化・教育常任委員会及び予算特別委員会文化・教育分科会9月定例会1日目[ 配付資料 ]
平成28年文化・教育常任委員会及び予算特別委員会文化・教育分科会9月定例会1日目 本文
平成28年議会運営委員会9月定例会 次第
平成28年議会運営委員会理事会9月定例会 表紙
平成28年9月定例会(第2号)  本文
平成28年議会運営委員会9月定例会 表紙
平成28年9月定例会(第2号) 名簿・議事日程
平成28年地域創生戦略に関する特別委員会9月定例会[ 参考資料 ]
平成28年暮らしの安心・安全対策特別委員会9月定例会 次第
平成28年文化・教育常任委員会及び予算特別委員会文化・教育分科会9月定例会1日目 次第
平成28年文化・教育常任委員会及び予算特別委員会文化・教育分科会9月定例会1日目 表紙
平成28年総務・警察常任委員会及び予算特別委員会総務・警察分科会9月定例会1日目[ 参考資料 ]
平成28年関西広域連合に関する特別委員会9月定例会 次第
平成28年関西広域連合に関する特別委員会9月定例会 表紙
平成28年スポーツ振興特別委員会9月定例会 次第
平成28年スポーツ振興特別委員会9月定例会 表紙
平成28年議会運営委員会理事会9月定例会 次第
平成28年総務・警察常任委員会及び予算特別委員会総務・警察分科会9月定例会1日目[ 配付資料 ]
平成28年総務・警察常任委員会及び予算特別委員会総務・警察分科会9月定例会1日目 本文
平成28年総務・警察常任委員会及び予算特別委員会総務・警察分科会9月定例会1日目 次第
平成28年総務・警察常任委員会及び予算特別委員会総務・警察分科会9月定例会1日目 表紙
平成28年府民生活・厚生常任委員会及び予算特別委員会府民生活・厚生分科会9月定例会1日目 次第
平成28年府民生活・厚生常任委員会及び予算特別委員会府民生活・厚生分科会9月定例会1日目 表紙
平成28年農商工労働常任委員会及び予算特別委員会農商工労働分科会9月定例会1日目[ 参考資料 ]
平成28年地域創生戦略に関する特別委員会9月定例会 本文
平成28年暮らしの安心・安全対策特別委員会9月定例会 表紙
平成28年関西広域連合に関する特別委員会9月定例会[ 参考資料 ]
平成28年スポーツ振興特別委員会9月定例会[ 参考資料 ]
平成28年地域創生戦略に関する特別委員会9月定例会 次第
平成28年地域創生戦略に関する特別委員会9月定例会 表紙
平成28年地域創生戦略に関する特別委員会9月定例会[ 配付資料 ]
平成28年議会運営委員会9月定例会 次第
平成28年府民生活・厚生常任委員会及び予算特別委員会府民生活・厚生分科会9月定例会1日目[ 参考資料 ]
平成28年府民生活・厚生常任委員会及び予算特別委員会府民生活・厚生分科会9月定例会1日目[ 配付資料 ]
平成28年9月定例会 目次
平成28年議会運営委員会理事会9月定例会[ 別紙 ]
平成28年9月定例会(第5号) 名簿・議事日程
平成28年議会運営委員会9月定例会[ 別紙 ]
平成28年府民生活・厚生常任委員会及び予算特別委員会府民生活・厚生分科会9月定例会1日目 本文
平成28年議会運営委員会理事会9月定例会 本文
平成28年議会運営委員会理事会9月定例会 次第
平成28年議会運営委員会9月定例会 本文
平成28年議会運営委員会9月定例会 次第
平成28年議会運営委員会9月定例会 表紙
平成28年議会運営委員会理事会9月定例会[ 別紙 ]
平成28年環境・建設交通常任委員会及び予算特別委員会環境・建設交通分科会9月定例会1日目 本文
平成28年環境・建設交通常任委員会及び予算特別委員会環境・建設交通分科会9月定例会1日目[ 配付資料 ]
平成28年議会運営委員会9月定例会[ 別紙 ]
平成28年議会運営委員会9月定例会 本文
平成28年議会運営委員会理事会9月定例会 本文
平成28年議会運営委員会理事会9月定例会 次第
平成28年議会運営委員会9月定例会[ 別紙 ]
平成28年議会運営委員会9月定例会 本文
平成28年議会運営委員会理事会9月定例会 表紙
平成28年議会運営委員会9月定例会[ 別紙 ]
平成28年議会運営委員会理事会9月定例会 表紙
平成28年9月定例会(第7号)  本文
平成28年議会運営委員会理事会9月定例会 本文
平成28年議会運営委員会理事会9月定例会 次第
平成28年議会運営委員会9月定例会 本文
平成28年議会運営委員会9月定例会 次第
平成28年議会運営委員会理事会9月定例会[ 別紙 ]
平成28年議会運営委員会9月定例会 表紙
平成28年議会運営委員会9月定例会 表紙
平成28年議会運営委員会9月定例会[ 別紙 ]
平成28年議会運営委員会9月定例会 本文
平成28年議会運営委員会9月定例会 次第
平成28年議会運営委員会9月定例会[ 別紙 ]
平成28年議会運営委員会9月定例会 本文
平成28年9月定例会(第7号) 名簿・議事日程
平成28年議会運営委員会理事会9月定例会 表紙

  • "改憲"(/)
ツイート シェア
  1. 京都府議会 2016-09-01
    平成28年9月定例会(第7号)  本文


    取得元: 京都府議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-15
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成28年9月定例会(第7号)  本文 2016-09-30 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 52 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 2 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 3 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 4 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 5 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 6 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 7 :  ◯安藤実紀子君 選択 8 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 9 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 10 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 11 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 12 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 13 :  ◯石川良一選択 14 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 15 :  ◯平林幸子選択 16 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 17 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 18 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 19 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 20 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 21 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 22 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 23 :  ◯光永敦彦君 選択 24 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 25 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 26 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 27 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 28 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 29 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 30 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 31 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 32 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 33 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 34 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 35 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 36 :  ◯迫祐仁君 選択 37 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 38 :  ◯尾形賢君 選択 39 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 40 :  ◯田中美貴子君 選択 41 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 42 :  ◯諸岡美津君 選択 43 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 44 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 45 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 46 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 47 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 48 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 49 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 50 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 51 :  ◯議長植田喜裕君) 選択 52 :  ◯議長植田喜裕君) ↑ ページの先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1: ◯議長植田喜裕君) これより平成28年9月京都府議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。            ──────────────────── 2: ◯議長植田喜裕君) 日程に入ります。日程第1、諸報告。  知事からベンチマークレポート「明日の京都」実施状況報告書、京都府出資法人の自己評価報告書及び経営状況説明書及び京都府公立大学法人の業務の実績に関する評価結果報告書が提出され、それぞれさきに配付しておきましたので、お調べおき願います。                               (報告書等は巻末に掲載)            ──────────────────── 3: ◯議長植田喜裕君) 次に日程第2、第19号議案を議題といたします。  議案を朗読させます。西尾議事課長。    〔西尾議事課長朗読〕                   (議案は巻末に掲載) 4: ◯議長植田喜裕君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております第19号議案については、提案理由の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 5: ◯議長植田喜裕君) 御異議なしと認め、直ちに採決いたします。採決の方法は起立によります。  第19号議案教育委員会委員の任命について同意を求める件を原案どおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 6: ◯議長植田喜裕君) 起立全員であります。よって、第19号議案は原案どおり同意することに決定いたしました。  ここで、安藤実紀子君から御挨拶があります。安藤実紀子君。    〔安藤実紀子君議席前面に立つ〕 7: ◯安藤実紀子君 ただいま御紹介いただきました安藤でございます。このたびは教育委員会委員に御承認いただき、まことにありがとうございます。再任に当たり、責任の重大さを改めて感じております。まことに微力ではございますが、皆様方の御指導、御鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げ、御挨拶にかえさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)            ────────────────────
    8: ◯議長植田喜裕君) 次に日程第3、第20号議案を議題といたします。  議案を朗読させます。西尾議事課長。    〔西尾議事課長朗読〕                   (議案は巻末に掲載) 9: ◯議長植田喜裕君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております第20号議案については、提案理由の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 10: ◯議長植田喜裕君) 御異議なしと認め、直ちに採決いたします。採決の方法は起立によります。  本件は、議案としては1件でありますが、その内容は2個でありますので、任命同意については、お一人ずつ2回に分けて採決いたします。  それでは、まず、石川良一君の公安委員会委員任命に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 11: ◯議長植田喜裕君) 起立全員であります。よって、石川良一君の公安委員会委員任命に同意することに決定いたしました。  次に、平林幸子君の公安委員会委員任命に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 12: ◯議長植田喜裕君) 起立全員であります。よって、平林幸子君の公安委員会委員任命に同意することに決定いたしました。  ここで、石川良一君及び平林幸子君から御挨拶があります。石川良一君。    〔石川良一君議席前面に立つ〕 13: ◯石川良一君 ただいま京都府公安委員会委員の任命につきまして御同意いただきました石川良一でございます。公安委員の重責に鑑み、誠心誠意、職責を果たしてまいりますので、議員の皆様方には今後とも一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。簡単ではございますが、挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) 14: ◯議長植田喜裕君) 平林幸子君。    〔平林幸子君議席前面に立つ〕 15: ◯平林幸子君 ただいま京都府公安委員会委員の任命につきまして御同意をいただきました平林幸子でございます。公安委員の重責に鑑みまして、誠心誠意、努力をいたす所存でございますので、議員の先生方におかれましては引き続きまして御指導、御鞭撻を賜りますように、よろしくお願い申し上げます。本日はまことにありがとうございました。(拍手)            ──────────────────── 16: ◯議長植田喜裕君) 次に日程第4、第21号議案を議題といたします。  議案を朗読させます。西尾議事課長。    〔西尾議事課長朗読〕                   (議案は巻末に掲載) 17: ◯議長植田喜裕君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております第21号議案については、提案理由の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 18: ◯議長植田喜裕君) 御異議なしと認め、直ちに採決いたします。採決の方法は起立によります。  第21号議案収用委員会委員の任命について同意を求める件を原案どおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 19: ◯議長植田喜裕君) 起立全員であります。よって、第21号議案は原案どおり同意することに決定いたしました。            ──────────────────── 20: ◯議長植田喜裕君) 次に日程第5、意見書案第1号から第13号までの13件を一括議題といたします。 21: ◯議長植田喜裕君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書案13件については、提出者の説明、質疑及び委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 22: ◯議長植田喜裕君) 御異議なしと認め、そのように決定いたします。  これより討論に入ります。  通告がありますので、光永敦彦君に発言を許します。光永敦彦君。    〔光永敦彦君登壇〕(拍手) 23: ◯光永敦彦君 日本共産党の光永敦彦でございます。ただいま議題となっております13意見書案のうち、3会派提案の「チーム学校推進法の早期制定を求める意見書案」「『同一労働同一賃金』の実現を求める意見書案」及び民進党提案の「環太平洋パートナーシップ協定(TPP協定)承認に関する意見書案」の3件に反対し、他の意見書案には賛成の立場から討論を行います。  まず、我が党提案の「沖縄県東村高江ヘリパッド建設の中止等を求める意見書案」についてです。  7月10日に行われた参議院選挙で、沖縄選挙区選出の安倍内閣現職閣僚が落選し、これにより、沖縄県選出の自民党議員が衆参合わせてゼロとなり、辺野古への新基地建設に「ノー」の明確な審判が下りました。ところが、その翌日、安倍政権は東村高江への米軍ヘリパッド、オスプレイパッド建設を強行したのです。しかも、非暴力で抗議する住民に対して機動隊を大量動員し、工事用ロープで市民らの胴体を縛って拘束し斜面を引き上げるなど、強権的で屈辱的な排除行為を行っています。法律をじゅうりんし、地方自治、民主主義の根本を踏みにじる蛮行が続けられていることに私は満身の怒りをもって抗議するものであります。  こうした民主主義破壊と基本的人権のじゅうりん、沖縄の自治と自立を侵害する安倍政権の暴挙に対し、沖縄県民のみならず全国の怒りの声は広がり続けています。さらに、全米で最大規模の退役軍人の会「ベテランズ・フォー・ピース」は、今年8月の第31回年次総会でヘリパッド建設工事の中止を求める緊急非難決議を可決し、9月には住民と一緒に高江で抗議の声を上げられました。ところが、あろうことか、この退役軍人をも機動隊が強制排除したのであります。安倍政権は、米軍の新基地建設のためなら法をじゅうりんし、民意を踏みつけにしてまでアメリカにつき従うという、民主主義国家の首相としてあるまじき態度をとり続けています。  「負けない方法、勝つまでずっと諦めぬこと」、これはオール沖縄の合言葉となっています。沖縄は、さきの大戦で唯一の地上戦により20万人以上が死亡し、その後、アメリカが銃剣とブルドーザーにより沖縄人民の土地を基地建設のために強制的に収奪したのです。その上、幾多の米軍による事故、いたいけな少女や女性への暴行・殺人事件に加え、今度は安倍政権が米軍と一体となってオール沖縄の声を踏みにじり、辺野古への新基地建設やヘリパッド建設を強行することは断じて許されません。今こそ、日米両政府による暴挙を許さない良識の声を本府議会の名で上げようではありませんか。  次に、我が党提案の「福知山駐屯地射撃場における米軍実弾訓練計画の中止を求める意見書案」についてです。  京丹後市の米軍レーダー基地が住民の反対と不安の中、稼働されて以降、交通事故が繰り返され、また集団で通勤するなどの約束がほごにされるなど、不安が現実化しています。こうした中、米軍レーダー基地に所属する軍人及び軍属が陸上自衛隊の福知山駐屯地で実弾射撃訓練をするために、日米両政府が共同使用施設に指定しようとしていることが明らかとなりました。2010年5月に、日米合意により全国各地の自衛隊施設の米軍の共同使用を促進する旨の自治体向け文書が出されているもとで、福知山駐屯地が米軍との共同使用施設となれば、米軍利用が固定化・永続化することとなり、事実上、第2の米軍基地が府域に生まれることになってしまいます。今でも、福知山駐屯地の周辺では、射撃による騒音対策や安全対策について繰り返し抗議や申し入れが地元からなされており、自衛隊より武器や弾薬の威力が数段上の米軍訓練は大丈夫なのかと、不安の声が上がっております。  今、安倍政権により憲法の明文改憲が狙われ、安保法制の発動による新たな任務を帯びた自衛隊がこの11月から南スーダンに派遣されるという、戦後政治の根本的転換が狙われているときに福知山駐屯地を日米共同利用施設にすることは、その足場を固めるための日米軍事同盟の拡大強化にほかなりません。  憲法の改悪を許さず立憲主義を取り戻すこと、安保法制の発動を許さず南スーダンからの自衛隊の撤退を求めることとともに、府民の安心と安全を守る上でも、また基地の拡大強化を断固許さないためにも本意見書案への賛同を求めるものであります。  次に、我が党提案の「北陸新幹線『延伸』の中止を求める意見書案」についてです。  安倍首相は、東京オリンピック・パラリンピックを最大限利用し、借金を重ねて、JR東海が建設中のリニア中央新幹線の開業前倒しへの支援や整備新幹線の建設加速など、新たな再開発や集中的大規模投資を狙っています。「アベノミクスのエンジンを吹かす」とするこの方向は、消費が落ち込んでいる国民の暮らしの立て直しに役立たないだけでなく、乱開発や物価高騰など新たな弊害をもたらすことになりかねません。こうした狙いの具体化の1つとして、北陸新幹線の延伸問題が急浮上しているのです。  また、ルートが京都府北部から学研都市まで府全体を南北に貫くことになれば、住民に大変深刻な影響をもたらすにもかかわらず、事業費の地元負担がどうなるのか、並行在来線が第三セクター化されて運賃が上がり本数が減るのではないか、地域が一層疲弊するのではないか、環境は大丈夫なのかなど、何ら府民的に明らかにされていません。  先日、滋賀県が北陸新幹線の敦賀-大阪間の延伸ルート建設費の独自試算を公開しましたが、報道によれば、山田知事はこれに対し「1県で試算をやると、お手盛りと思われる」と、即座に反発し、城福副知事名の抗議文を滋賀県に送ったとされています。かつて、本府は2012年6月に独自試算を発表し、リニアについても同様に試算したにもかかわらず、舞鶴-小浜ルートをまともな試算も調査もなきまま無理やり計画にねじ込んだ上に、今度は独自試算をした滋賀県を批判するという、道理もなければ府民を置き去りにした結論とルートさきにありきのやり方も、絶対に認められません。北陸新幹線の新たな延伸計画については、この際、中止すべきです。  次に、我が党提案の「原発再稼働、老朽原発の運転延長の中止を求める意見書案」についてです。  東日本大震災による東京電力福島第一原発事故から5年半が経過しましたが、いまだに原発事故の原因も明らかにできず、政府の発表によると、原発事故により避難を余儀なくされた方は今年8月末時点で全国で14万4,000人、本府では625人となっています。  ところが、九州電力川内原発に続き、8月には四国電力伊方原発の再稼働が強行されるなど、安倍政権の再稼働ありきの姿勢が浮き彫りとなっています。これらの原発は、熊本大地震を起こした活断層の延長線上にある原発であるだけに、住民の皆さんの不安は一層広がっています。そもそも、地震列島である日本に安全な原発などありません。しかも、京都府に隣接する福井県には14基もの原発があり、関西電力が再稼働を狙っている高浜原発の30キロ圏内には12万5,000人もの府民が生活しています。8月末に初めて行われた広域避難訓練について、避難計画、実効性に疑問、甘い想定やリスク回避の訓練では意味がない、などと報道されたように避難計画の実効性は担保されているとは到底言えません。  また、原子力規制委員会が、これまで原則40年としてきた運転期間を稼働延長し、しかもその判断に当たり重要設備の耐震性などの確認を先送りするなど、なし崩し的に次々と認めていることは、もはやモラルハザードとしか言いようのない、国民の命や安全をないがしろにして原発にしがみつく露骨な姿勢を示すものではないでしょうか。  こうした中、さきの本会議で山田知事は鹿児島県の三反園知事が川内原発の稼働停止を申し入れたことに対し、「すぐ拒否されて終わってしまっている」と、県民の願いと審判に誠実に向き合っていることをやゆするかのような発言をされたことは、鹿児島県民の民意を軽んじる態度であると言わざるを得ません。新たな原発神話のもと、際限のない再稼働を認めない声を上げ、原発ゼロの政治への転換に力を尽くすことこそ府民の願いに応える道であると確信するものであります。  次に、我が党提案の「TPP協定の批准に反対する意見書案」についてです。  今夏の参議院選挙で、東北では5県の農協系団体が自主投票としました。これは、昨年10月の環太平洋経済連携協定(TPP)の大筋合意や農協潰しの農協改革に対する批判に加え、安倍政権の強権政治に対する不満が示されたものですが、選挙結果は、福島選挙区では安倍政権の現職閣僚が落選し、被災地を含む東北では野党統一候補が勝利したとおり、原発問題に加えてTPPの押しつけへの批判が際立って示された結果ではないでしょうか。  TPPは、わが党原田議員が代表質問で示したとおり、農業や保険などあらゆる分野に影響をもたらすものですが、とりわけ99.8%が中小企業の本府においては、地域経済の土台を掘り崩しかねない重大問題であります。しかも、交渉過程も全く明らかにされていません。むしろ明らかとなったのは、TPPによる米への影響をゼロと見せるために輸入米の価格を60キロで最大3,600円も安く偽装していたという、政府試算の前提を掘り崩していることです。  今、アメリカ大統領2候補それぞれがTPPに批判的な姿勢を示しているにもかかわらず、安倍首相が早期発効を強権的に狙っていることは国際的に見てもまさに異常であり、批准そのものを見直すことを厳しく求めるものであります。  他方、民進党提案の「環太平洋パートナーシップ協定(TPP協定)承認に関する意見書案」は、守るべきものがなし崩し的に守れないこととなるTPPの本質に目を向けられず、事実上、推進の立場を示しているため反対であります。  次に、我が党提案の「労働法制の大改悪に反対する意見書案」についてです。  安倍首相は、働き方改革を行うとして「長時間労働の慣行を打ち破る」、「非正規という言葉を一掃する」と述べました。それならば、労働者派遣法の連続改悪により貧困と格差を広げ、固定化してきた責任を反省、総括し、労働者派遣法を抜本改正して、非正規から正社員への流れを政治の責任でつくるための雇用のルールを強化するとともに、多様な働き方を名目とした新たな雇用破壊を許さないことではないでしょうか。  ところが、安倍政権が狙っているのは「残業代ゼロ」を含む労働基準法の大改悪です。これは、成果で賃金を払うことと一体に労働時間規制をなくし、残業代の支払い義務をなくし、さらに労使が合意した時間を労働時間とみなす制度の実施など、まさに財界の願いに応えるものであります。労働基準法第一条では「労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきもの」とあるように、労働基準法は労働者を保護し、労働条件の向上を目指すものであります。正社員をゼロにし、非正規雇用をふやし、残業代をゼロにして過労死するまで長時間働かせようとするのは法の精神に反し、抜本的改善に全く逆行するもので、これら改悪案は撤回すべきであります。  なお、3会派提案の「『同一労働同一賃金』の実現を求める意見書案」は、非正規雇用を拡大してきた労働者派遣法の大改悪などの反省がないまま、安倍政権の進める、多様な働き方を前提にした待遇改善を名目とする非正規雇用の新たな拡大を進めるものであり、反対です。  次に、我が党提案の「高すぎる学費の引き下げと、給付制奨学金の創設等を求める意見書案」及び3会派提案の「返済不要の給付型奨学金の創設及び無利子奨学金の拡充を求める意見書案」についてです。  日本の大学の高学費と実質、学生ローンとなっている奨学金は、世界的に見ても異常であることはもはや常識となっています。その上、アベノミクスと称する間違った経済政策と繰り返される雇用破壊等により貧困と格差が固定化、深刻化し、未来ある青年に貧困の連鎖が襲いかかっています。また、本議会でも、我が党議員団が青年の皆さんと集めたアンケート結果を幾度となく示しましたが、学費や生活費を稼ぐためにブラックバイトにつかざるを得ないという悪循環に陥っています。これらはテレビ番組でも特集されるなど、もはや社会問題であり、政治が解決する重大課題です。  これまで、我が党は青年の皆さんとともに給付制奨学金の実現などを、本議会でも国会でも繰り返し求めてきましたが、ここに来て安倍内閣もようやく給付制奨学金の創設を検討するに至ったものの、極めて限定的なものにしようとしています。今、求められるのは雇用破壊の見直しとともに、異常な高学費を引き下げ、速やかに給付制奨学金を創設するなど、学生の学びと生活そして将来を国の責任で保障することではないでしょうか。  最後に、3会派提案の「チーム学校推進法の早期制定を求める意見書案」についてです。  現在、国会で継続審議となっている同法案は、教育再生会議の提言で示された校長のマネジメント力の強化を名目とした管理体制強化方針を踏まえ、具体化されたものとなっています。具体的には、法案の基本理念で「校長の監督の下に公務を分担し、連携、協働する」とうたい、さらに条文では、国及び地方公共団体が校長に対する必要な権限を付与するよう努めるとあるように、学校の管理運営を強化し、校長中心の管理統制型学校づくりを推し進めるものであり、反対です。今、必要なことは、教職員の抜本的な定数改善と30人学級の実現など教育条件の整備ではないでしょうか。  なお、3会派提案の「私学教育の振興に関する意見書案」は、生徒・保護者の教育を受ける権利を保障するために保護者負担の軽減を実現し、私学教育の充実を図る立場から賛成するものであります。  以上で討論を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手) 24: ◯議長植田喜裕君) 以上で討論を終結いたします。  これより意見書案13件について採決に入ります。採決は9回に分けて起立により行います。  初めに、田中英夫君ほか3名の諸君から提出の意見書案第1号から意見書案第4号までの4件について、1件ずつ4回に分けて採決を行います。  まず、意見書案第1号「私学教育の振興に関する意見書」を原案どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 25: ◯議長植田喜裕君) 起立全員であります。よって、本意見書案は原案どおり可決されました。  次に、意見書案第2号「チーム学校推進法の早期制定を求める意見書」を原案どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 26: ◯議長植田喜裕君) 起立多数であります。よって、本意見書案は原案どおり可決されました。  次に、意見書案第3号「有害鳥獣対策の推進を求める意見書」を原案どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 27: ◯議長植田喜裕君) 起立全員であります。よって、本意見書案は原案どおり可決されました。  次に、意見書案第4号「『同一労働同一賃金』の実現を求める意見書」を原案どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 28: ◯議長植田喜裕君) 起立多数であります。よって、本意見書案は原案どおり可決されました。  次に、前窪義由紀君ほか13名の諸君から提出の意見書案第5号及び田中英夫君ほか3名の諸君から提出の意見書案第6号の2件を1件ずつ採決いたします。  まず、意見書案第5号「高すぎる学費の引き下げと、給付制奨学金の創設等を求める意見書」を原案どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 29: ◯議長植田喜裕君) 起立少数であります。よって、本意見書案は否決されました。  次に、意見書案第6号「返済不要の給付型奨学金の創設及び無利子奨学金の拡充を求める意見書」を原案どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 30: ◯議長植田喜裕君) 起立全員であります。よって、本意見書案は原案どおり可決されました。  次に、北岡千はる君ほか9名の諸君から提出の意見書案第7号及び前窪義由紀君ほか13名の諸君から提出の意見書案第8号の2件を1件ずつ採決いたします。  まず、意見書案第7号「環太平洋パートナーシップ協定(TPP協定)承認に関する意見書」を原案どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 31: ◯議長植田喜裕君) 起立少数であります。よって、本意見書案は否決されました。
     次に、意見書案第8号「TPP協定の批准に反対する意見書」を原案どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 32: ◯議長植田喜裕君) 起立少数であります。よって、本意見書案は否決されました。  次に、前窪義由紀君ほか13名の諸君から提出の意見書案第9号「福知山駐屯地射撃場における米軍実弾訓練計画の中止を求める意見書」、意見書案第10号「沖縄県東村高江ヘリパッド建設の中止等を求める意見書」、意見書案第11号「原発再稼働、老朽原発の運転延長の中止を求める意見書」、意見書案第12号「北陸新幹線『延伸』の中止を求める意見書」、意見書案第13号「労働法制の大改悪に反対する意見書」を一括採決いたします。  ただいま採決に付しております意見書案5件をそれぞれ原案どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 33: ◯議長植田喜裕君) 起立少数であります。よって、意見書案5件はいずれも否決されました。  ただいま議決されました意見書の字句並びに取り扱いについては、議長に御一任願います。                               (意見書案は巻末に掲載)            ──────────────────── 34: ◯議長植田喜裕君) 次に日程第6、第1号議案から第12号議案まで及び第18号議案の13件を一括議題といたします。  ただいま議題となっております議案13件については、各常任委員長及び予算特別委員長から審査終了の旨の委員会審査報告書が議長宛て提出され、お手元に配付しておきましたので、会議規則第40条第3項の規定により、委員長報告を省略いたします。  次に、議案13件中、第5号議案については加味根史朗君から、第7号議案については迫祐仁君から、それぞれ会議規則第76条第2項の規定により、少数意見報告書が議長宛て提出され、お手元に配付しておきましたので、会議規則第40条第3項の規定により、少数意見の報告を省略いたします。                                (報告書は巻末に掲載) 35: ◯議長植田喜裕君) これより議案13件に対する討論に入ります。  通告がありますので、まず迫祐仁君に発言を許します。迫祐仁君。    〔迫祐仁君登壇〕(拍手) 36: ◯迫祐仁君 日本共産党の迫祐仁です。我が党議員団を代表して、今議会で議題になっています議案13件について、第5号議案行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律施行条例一部改正の件、第7号議案京都府の事務処理の特例に関する条例一部改正の件に反対し、他の議案に賛成の立場で討論いたします。  第5号議案は、マイナンバーを利用できる独自利用事務に肝炎医療費助成の事務を追加しようとするものですが、そもそもマイナンバー制度は国民の税と社会保障の情報を国が掌握し、徴税強化や社会保障給付の抑制の手段に使うことが導入の狙いです。今、安倍政権は利用範囲の拡大に向けた検討を加速していますが、カード発行を全国的に管理するシステムが作動しなくなるなどトラブルが続発し、カードを受け渡す市町村の窓口で混乱を引き起こすなど矛盾と混迷が続いています。住民の大切な個人情報を扱う仕組み自体が不十分な状況だというのに、利用拡大を進める安倍政権の姿勢は余りにも国民不在です。  カード希望者数は6月末現在約1,000万人で、政府が今年度に見込んだ普及数の半分にも届きません。このことは、多くの国民がこの仕組みを必要としていないことを示しております。国民の行動や思想を監視する手段にされかねないことへの不安と警戒の声も上がっています。問題だらけで危険なマイナンバーの仕組みを徹底検証し、制度の凍結・中止・廃止を含めた見直しをすることこそ必要であり、第5号議案に反対です。  次に、第7号議案についてです。  本議案は、亀岡市に、都市計画法の開発許可制度に基づく事務処理の権限を移譲するもので、亀岡市の調整区域での用途変更緩和などを可能にするものです。現在、亀岡市には保津川の遊水地形内の約17.2ヘクタールの区域にスタジアム建設計画があります。今回の条例改正は、スタジアム建設を突破口として駅北開発とあわせ周辺部の開発を一気に進め、遊水地機能を破壊し、まちづくりをゆがめる危険性があります。よって、反対です。  なお、第1号議案平成28年度京都府一般会計補正予算(第4号)について賛成するものですが、織物産地創生支援事業費は当初予算の伝統産業生産基盤支援事業費の申し込みが予算を超過しているため、その不足分に充てるもので、新規募集が行われておりません。西陣など伝統産業への支援のさらなる増額を要望いたします。  以上で討論を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手) 37: ◯議長植田喜裕君) 次に、尾形賢君に発言を許します。尾形賢君。    〔尾形賢君登壇〕(拍手) 38: ◯尾形賢君 自由民主党京都府議会議員団の尾形賢でございます。私は我が議員団を代表いたしまして、ただいま議題となっております平成28年度一般会計補正予算案を初めとする全ての議案に賛成する立場から討論を行います。  まず、今回の補正予算案についてであります。  今年度は、当初予算におきまして「人づくり」「働きづくり」「地域・文化づくり」「安心づくり」という4つのテーマを中心に、京都府地域創生戦略の本格稼働に向けた予算を編成されました。さらに、6月補正予算におきましては、文化庁の京都移転の推進や熊本地震を踏まえた防災拠点の耐震対策など、当初予算編成以降の状況変化に的確に対応する予算を編成され、現在、これらの予算に基づく施策の円滑な執行に全庁を挙げて取り組んでおられるところであります。  こうした中、今回の補正予算は、広幅などの新商品開発により明るい兆しが見えつつある織物産地を後押しする第1次緊急経済対策を初め、共生社会の実現に向けた障害者スポーツや特別支援教育の振興、子育て・高齢者の安心と災害からの安心・安全に資する施策、さらに、いよいよ来年ターゲットイヤーを迎える「お茶の京都」の開催準備や文化財保護対策の充実といった地域創生の加速化など、あらゆる分野にわたってきめ細やかに補正予算を編成されました。いずれの施策も府民の安心・安全、また府域の発展に寄与する施策であり、我が議員団として今回の補正予算案を高く評価いたしますとともに、他の議案につきましても今後の府政運営上、必要不可欠な案件ばかりであり、全ての議案に賛成の意を表するものであります。  さて、先日、政府が発表した月例経済報告によりますと「景気は、このところ弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている」とのことでありました。雇用・所得環境の改善が堅調に推移し、景気の先行きに総じて期待が持てるものの、ここに来て景気回復の足取りが踊り場にあるのではないかとも感じられる中、アベノミクスによる景気回復策をもう一歩力強く踏み出し、今こそデフレからの完全脱却と将来の景気回復への道筋をしっかりとつけなければなりません。  こうした中、国においては、去る8月に閣議決定されました「未来への投資を実現する経済対策」を実行に移すため、総額4兆5,000億円に上る平成28年度第2次補正予算案が開会中の臨時国会に提案されているところであります。補正予算案の一日も早い成立を望むものでありますが、あわせて、地域によってまだら模様にあるとも言われる京都府内の景気回復の流れをより確かなものにするためにも、国の補正予算を最大限活用した京都府の第2弾の経済対策に大きな期待を寄せるものであります。国会における補正予算審議がまだまだこれからという状況下ではありますが、山田知事におかれましては、国の経済対策に呼応したスピーディな府の対応をぜひともよろしくお願いしておきたいと思います。  さて、先日、2日間にわたる代表質問の本会議が府北部の舞鶴市で開催されました。府民に開かれた府議会のさらなる推進、また議会棟被災時の対応訓練との趣旨でありますが、京都市以外での本会議の開催は明治12年の京都府議会誕生以来、初めてのことであります。二元代表制のもとで府政運営の一翼を担う府議会の活動を、府北部地域の方々にも直接肌で感じていただけた大変意義深い取り組みであり、130年を超える府議会の輝かしい歴史に新たな1ページを加えることになりましょう。我が議員団といたしましても、引き続き、府民に身近で開かれた議会活動の推進に努めてまいる所存であります。  これから、平成27年度決算の審査、またこの審査結果を踏まえての平成29年度当初予算の編成作業が本格化することになるわけでありますが、府議会第一党である我が自民党議員団といたしまして、今後とも、山田知事とともに京都府政の発展に引き続き全力を尽くしてまいりますことを最後に申し上げまして、私の賛成討論といたします。  御清聴ありがとうございました。(拍手) 39: ◯議長植田喜裕君) 次に、田中美貴子君に発言を許します。田中美貴子君。    〔田中美貴子君登壇〕(拍手) 40: ◯田中美貴子君 民進党・府民クラブの田中美貴子でございます。私は会派を代表し、9月議会に上程されました第1号議案から第3号議案までの補正予算案ほか、ただいま議題となっております全ての議案に賛成の立場で討論させていただきます。  まず、この26日に開会されました臨時国会では、安倍首相の所信表明演説で新たな経済対策が打ち出されるものと期待いたしておりましたが、積み残しの議論が優先されることとなりました。あわせて、働き方改革につきましても議論のあるところで、今後はバランスのとれた労使間でしっかり議論されることを望むものであります。また、消費増税先送りにより、生活重視の社会保障制度への十分な予算配分が不透明になるのではないかと懸念いたしております。  そんな中にありましても、山田知事におかれましては、中小企業支援などもう一段の経済対策を見据え、第1次緊急経済対策といたしまして、これまでの厳しい状況から新たな動きが見えてきた伝統産業への織物産地創生支援事業におきまして、新商品開発等による設備投資に取り組まれることとされております。この施策によりまして織物産業の仕事づくりにつながり、地域経済の活性化に資するものと大いに期待するものであり、議決の上は早々に経済効果が出るように執行をお願いいたします。  また、多くのメダルを獲得されましたリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックの成果もあり、特に障害者スポーツの振興につながる共生社会を実現するためのパラリンピアン支援事業として、ナショナルトレーニングセンターの機能強化、障害者スポーツ交流事業費、そして子育てあんしん特別強化費や高齢者の安心・安全のための施策、府民防災力の向上に向けた取り組みなど、限られた財源の中で府民の安心・安全を確保する予算を計上されましたことは、高く評価いたしております。  あわせて、未来を拓く「文化創生」事業は、京都文化の魅力を国内外に発信し、「海の京都」「森の京都」に続いて来年度ターゲットイヤーを迎える「お茶の京都」の契機となる「お茶の京都博(仮称)」発進力アップ事業は、山田知事が目標としておられた大交流を推進する大きな原動力として「お茶の京都」の魅力をPRする重要な事業になるものと確信いたしており、京都が全国や世界に向けて発信することを大いに期待するものでございます。  いずれにしましても、9月補正予算につきましては、臨時国会での国の補正予算の状況を見据えた御提案ではあるものの、厳しい経済状況の中にあってもぬくもりのある予算として高く評価し、このほかの府政の推進に必要な条例改正などの議案とともに賛成とさせていただきます。  最後に、今定例会では、初めての取り組みといたしまして本会議を北部の舞鶴市で開催いたしました。多数の方に傍聴においでいただき、私どもも改めて身の引き締まる思いで代表質問に臨んだところであります。その結果、例えば高校生の方々から地元北部の施策に対する関心が高まったとの声が上がるなど、府政を身近に感じていただく意義深い取り組みになったものと考えております。  私ども民進党・府民クラブ議員団といたしましても、これからも府民の皆様方の声に真摯に耳を傾け、より開かれた京都府政を推進していくために活動していくことをお誓い申し上げまして、賛成討論とさせていただきます。  御清聴ありがとうございました。(拍手) 41: ◯議長植田喜裕君) 次に、諸岡美津君に発言を許します。諸岡美津君。    〔諸岡美津君登壇〕(拍手) 42: ◯諸岡美津君 公明党議員団の諸岡美津でございます。私は会派を代表し、ただいま議題となっております第1号議案平成28年度一般会計補正予算案等13議案につき、全て賛成する立場から討論を行います。  伝統産業支援を内容とした第1次緊急経済対策や共生社会の実現、子育て・高齢者の安心・安全の充実、さらに来年度開催の「お茶の京都博(仮称)」の準備や文化施策の振興など、当初予算及び6月補正予算に引き続き京都府地域創生戦略の本格稼働、府民生活を直視し、きめ細かに取り組まれる知事の姿勢があらわれていると評価するものであります。  その上で、具体的な要望も含めて数点申し上げます。  緩やかな回復基調が続いているものの地域によってはまだら模様の上、円高等の影響により不透明感が増している府内の経済情勢を見据えた緊急経済対策は、織物産地創生支援事業など、これまでの厳しい状況から新商品開発等により明るい兆しが見えつつある意欲的な織物産地を後押しする、時宜にかなったものであると評価いたします。本府では、これまでから時宜に応じたさまざまな中小企業・経済対策が行われてきましたが、成果の検証を踏まえ、さらに選択と集中を進めつつ、より実効性の高い施策となることを期待するものであります。  サン・アビリティーズ城陽が、パラリンピックのパワーリフティングのナショナルトレーニングセンターに指定されたことを生かした障害者スポーツ振興事業については、障害者スポーツ振興の拠点機能を発揮し、パラリンピアン、トップアスリートの育成・支援にも大きく寄与できる事業の展開を要望いたします。  整備が待ち望まれていた特別支援学校整備費を初め特別支援教育支援事業については、学校の整備を着実に進められるとともにインクルーシブ教育をさらに推進し、名実ともに共生社会が実現するよう望むものであります。  子育て世代の安心を支える妊婦出産相談体制の強化、周産期医療の受け入れ体制の構築、さらに小児・周産期医療機器の整備支援、特別養護老人ホームの施設整備に対する支援、災害からの安全な京都づくり条例に基づく府民防災力の強化事業など、いずれも府民生活を守る決意のあらわれと評価するものであります。機動的かつ効果的な事業実施が図られるよう求めます。  来年度ターゲットイヤーを迎える「お茶の京都博(仮称)」の開催準備、京都文化の新たな形を創造・発信する未来を拓く「文化創生」事業も、地域創生を加速化させる事業として先駆的かつ積極的な取り組みが行われていくことを期待するものであります。  その他の議案につきましても、府政の円滑な推進に必要なものであり、全ての議案に賛意を表するものであります。  この後の国の経済対策補正予算、とりわけ地方創生推進交付金900億円は山田知事が全国知事会の会長として政府に求められ、出てきた予算とも伺っています。さらに知事の手腕を発揮していただいて、速やかな対応を要望いたします。  私ども公明党議員団は、山田知事と協力し、府民福祉の向上と安心・安全の確立、そして京都創生に全力で取り組んでいくことを申し上げ、私の討論を終わらせていただきます。  御清聴ありがとうございました。(拍手) 43: ◯議長植田喜裕君) 以上で討論を終結いたします。  これより議案13件について採決に入ります。採決の方法は起立によります。  まず、第1号から第4号まで、第6号、第8号から第12号まで及び第18号の議案11件について一括採決いたします。  ただいま採決に付しております議案11件については、各常任委員会及び予算特別委員会審査報告書どおり、それぞれ原案を可決及び承認することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 44: ◯議長植田喜裕君) 起立全員であります。よって、議案11件については、いずれも原案どおり可決及び承認されました。  次に、第5号及び第7号の議案2件について一括採決いたします。  ただいま採決に付しております議案2件については、各常任委員会審査報告書どおり、それぞれ原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 45: ◯議長植田喜裕君) 起立多数であります。よって、議案2件については、いずれも原案どおり可決されました。            ──────────────────── 46: ◯議長植田喜裕君) 次に日程第7、第13号議案から第17号議案までの5件を一括議題といたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案5件については、28名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 47: ◯議長植田喜裕君) 御異議なしと認め、そのように決定いたします。  さらに、お諮りいたします。  ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第5条第1項の規定により、私から、別紙お手元に配付の決算特別委員会委員名簿のとおり指名いたしたいと思います。御異議ございませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 48: ◯議長植田喜裕君) 御異議なしと認め、そのように決定いたします。  なお、委員長及び副委員長については、委員会条例第6条第2項の規定により、委員会において互選願います。                               (委員名簿は巻末に掲載)            ──────────────────── 49: ◯議長植田喜裕君) 次に日程第8、議員派遣の件を議題といたします。  お諮りいたします。  本件については、会議規則第123条の規定により、お手元に配付のとおり議員を派遣することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 50: ◯議長植田喜裕君) 御異議なしと認め、そのように決定いたします。                                 (案文は巻末に掲載)            ──────────────────── 51: ◯議長植田喜裕君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。  お諮りいたします。  明10月1日から10月30日までの30日間は、決算特別委員会審査等のため休会とし、10月31日午後1時15分から本会議を開きたいと思います。御異議ございませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 52: ◯議長植田喜裕君) 御異議なしと認め、そのように決定いたします。  それでは、10月31日午後1時15分から本会議を開きますので、御参集願います。  本日はこれをもって散会いたします。    午後2時15分 散会 発言が指定されていません。 ↑ ページの先頭へ...